Library Lion
本日のおすすめ洋書、絵本はこれ!
この本を本屋さんで見かけた方も
たくさんいるのではないでしょうか。
なんだこれ。
タイトル通り、図書館にライオンがいるんです。笑
表紙を見て迷わず即購入しました。が、
とにかく良きお話だったのです!
ストーリーは、
どこにでもあるような静かな図書館に
突然ライオンがやってきて、
みんな大慌て!
そこまでは予想できますね。笑
ただ、このライオンさん
とってもお行儀がいいんです!
優しくて頼り甲斐があって、
こどもたちからも大人気になります。
絵のタッチからも想像できますね。
動物とぬいぐるみ好きのわたしにとっては
もうたまらんです。
そんな心優しくて静かなライオンが
ある日予想もしない出来事に「RAAAHHHRRR!」と
大声を出してしまいます。
図書館の「静かにしないといけない」
ルールを破ってしまったライオンは
ついに姿を見せなくなります。
ライオンが図書館が出ていくうしろ姿が
もう切なくて切なくて、、
どうしてライオンはいなくなったの?
どうして大声でうなってしまったの?
Youtubeで、
洋書版を全ページ読み聞かせしてくれている
ものがあるので、興味のある方は是非。
図書館長のメリーウェザーさんも
愛着が湧いてくるキャラクターなので要注目です。
2009年に発行されてから
洋書版は、海外での受賞歴もすごいです。
英語も
比較的簡単な語句で書かれているので
洋書の多読としては
もってこいの絵本だと思います。
中身はこんな感じです。
対象年齢は4-8歳ですが、
ボリューム感も結構あるので
おこさまも大人も楽しめます。
日本語版では
「としょかんライオン」というタイトルで
福本友美子さんの訳で発売されています。
パッと見は、ありえない設定ですが
読んでいくうちにどんどん入り込んで
読み終わったあとにはもう感動ものです。
心があったかーくなります。
世の中には
誰かが作ったルールがたくさんある。
だけど、ほんとうに大切なときは
ルールなんて関係ないんだよ。
と、教えてくれる本だと思います。
シンプルにとらえるならば、
図書館という場所で
人と動物の思いやりの心の通いを
感じられるとても良いストーリーです。
こどものときにこんなすてきな本と
出会いたかったなあ。
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