I WANT MY HAT BACK
本日のおすすめ洋書、絵本はこちら。
カナダ出身のクリエイター
ジョン・クラッセンによって
手がけられたユーモアたっぷりの絵本です。
2011年には
あのニューヨークタイムズ
絵本ベスト10にも選ばれるほど。
なんといっても
やる気のないような
なんともいえない目がいい。
それぞれのキャラの
リズムのある独特な言い回しで、
一気にストーリーに
引き込まれてしまいます。
日本語版だと、
「どこいったん」という邦題で
めちゃめちゃ大人気ですね。
翻訳したのは
絵本作家の長谷川義史さんです。
さすが長谷川さん、
関西弁で訳すとは!!!
一度読んだらはまります。
絶妙な関西弁を使った言い回しのおかげで
原作とはまたちがった
雰囲気で楽しめます。
原作タイトルを直訳すると
「ぼくはぼうしを返してほしい」
日本語版タイトルだと
「どこいったん」
関西弁が雑に聞こえるのに、
それがまた面白い!!笑
ストーリーは
クマさんのお気に入りの帽子が
なくなってしまったので、
いろんな動物たちに
どこに帽子があるか聞きにいくのですが
なかなか見つかりません。
途方にくれたクマが思い出したのは、
さっき話したある一匹の動物でした。
その動物の頭には、
なんとクマさんの帽子が、、、!!
そしてわたしが一番好きなのは、
衝撃のラスト。
正直ゾクっとします!
セリフの文字の色まで気になってきます。
こちらで読み聞かせの動画がみられます。
ぜひ一読を。
英語レベル的にも、
すごくわかりやすいので
おこさまへの読み聞かせにも
ばっちり合うと思います。
この間、
4.5さいのこどもたち6人くらいを集めて
英語で読み聞かせをしました。
絵のタッチも面白いので
クスクスっと笑いながら
真剣に聞いてくれました。
ラストでは、
日本語での説明が必要でしたが(笑)
みんな喜んでくれたようです。
中身はこんな感じです。
これからも
こういうシュールな絵本
どんどん出てきてほしいですねー。
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